24日夜、神戸大学二宮厚美名誉教授を呼んで
「国保をいかによくするか 医療保険の過去・現在・未来」
と題し講演会を行いました。
二宮先生はまず、
「憲法の解釈改憲は9条だけでなく25条(生存権)にも行おうとしている」と安倍政権の社会保障制度改革を批判。
「社会保障制度が最後まで骨抜きされず、現在も国民皆保険が続いているのは憲法25条に基づく人権保障であるから。現物給付の原則を守り、医療の市場化、営利化を阻止しましょう」と医療保険を歴史から紐解きわかりやすく訴えかけました。
北見市の国保料の高さにも触れ
「加入者などは、負担を上げる市に対し、権利を侵害しないよう訴えるべきだ」と市民運動を呼びかけました。
会場いっぱいの約100名の市民が参加し、
参加者からは、
「原理が憲法で守られたいることが良くわかった」
「今進められている国の政策に怒りがわいた」
「正しいことを知り、また広めていくことが大切であることを改めて実感した」
など感想が寄せられました。
今後の活動に向け、実りの多い学習会になりました。
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